父がした母のための退院準備
母が退院してくると言う事で父も私もそれぞれの気持ちを抱えて、母を迎える準備を始めた。
父は自宅で寝ている事の多くなるだろう母のためにベッドを用意し、寝室の床をフローリングにリフォームしていた。
少しでも快適に過ごしてほしいと父が考えたのだ。
後日父に聞いたところ、本当は他の部屋も全部フローリングにする予定だったけれど終わらなかったとの事でした。
それでも、今まで家のリフォームの時に母に任せきりで何もしなかった父なのに私からすると驚きです。
私がした母のための退院準備
今思うと、考えが本当に子供だったなと思うのですが。。。
私が考えた母の退院準備は「子猫を貰ってくる」だったのです。
当時父は仕事に出てましたし、私も学校に行ってバイトをして帰宅すると夜10時過ぎですので、自宅で母が退屈だったり淋しかったりするのではないかと思っていたのです。
数年前に母が可愛がっていたアメリカンショートヘアが亡くなってから新しい子を迎えていなかったので、母が喜んでくれたらいいなと思っていました。
私は学校からの帰りに張り紙で見かけた「子猫が産まれました もらってください」をみて、早速貰いに行きました。
そこには3匹の子猫がおりました。
3匹いましたが、確か1匹はお家が決まってるとの事で残り1匹を貰う事になったのですが「2匹しかいないうちの1匹を選べない」と思ったり「兄弟と一緒が良いかしら」などと考えて、2匹とも貰って行く事にしました。
小さな段ボールに2匹の猫を入れて、電車で帰宅したのを覚えています。
1匹は女の子のキジトラ 尻尾がみじかい
もう1匹は男の子のチャトラ 尻尾の長い
2匹は母にとても可愛がられました。
この小さな2匹の話はまた別の機会にでも(笑)
そんな感じで、まずは退院生活がスタートする事になりました。
もしお役に立てたり、クスッとして頂いたりご共感頂けた際にはポチっとして頂けますと記事への情熱になったりしなかったり。。。