子育て 私の後悔と懺悔

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家事なんてしなきゃ良かった

まいにち母さんの『家事なんてしなきゃ良かった』を見ながら、思い出して涙が出た。
まいにち母さんのどんなエピソードかと言うと、子供が小さい時に「抱っこして」「遊んで」とせがむ子供達に家事に忙しい母さんが「家事が忙しいから」と食事の用意や洗濯ものに掃除をする光景を思い出し大きくなった子供達を目の前に「家事なんてしないでもっと構ってあげれば良かったな」と振り返るエピソードです。

私が上の子二人が小さい時

私はバリバリ仕事をしていました。若かったのもあり「自分が一生けん命働いている姿を見せればわかってくれる」「ずっと一緒にいられなくても短い時間でもその時間を大切にすれば大丈夫」だと思っていました。

働くママの実情

朝起きて食事の支度をして、子供に食べさせて、保育園や学校に行く準備をさせ、送り出す。
自分が仕事に行く。
退社時刻は6時を過ぎている。

会社帰りに保育園や学童に迎えに行く。
その足で買い物に行き、帰宅したらあわただしく食事の支度。

19時過ぎには食事が始まる。
20時過ぎにはお風呂に入れる。

その後あわただしくまた掃除や後かたずけ。

保育園の連絡帳や、学校のプリントなどを確認して宿題の確認や明日の用意をさせる。

気がついたらもう22時。

そろそろ寝かせる時間。

夫の帰宅があれば、夫の食事の用意などもある。
洗濯物のかたずけなどもある。

一体どの時間に子供と触れあう時間が見つけられるだろうか。

夕食の支度の時間に子供は声をかけてくるがゆっくりは話ができなかったように思う。

小学校にあがってからは毎日学校での出来事を食事の時間などに設けたように思うが、短い。

休日はたまった家事もあった。

私の涙と後悔

小学生にあがってからは子供部屋を設け、そこに可愛らしい二段ベッドを購入した。
仕事は一層忙しくなり、子供が寝てから残った仕事を家でする事も多かった。

子供は時に私に一緒に寝て欲しいとねだった。
でも、少しトントンをしてあげたが満足いく時間ではなかっただろう。

どうしてお蒲団にして横に並んで寝てあげなかったのか。
後悔している。
今ではもう一緒寝る事は旅行の時だけとなってしまった。

三女と四女が今私の手を握って眠る姿を見ると涙が出てくるのだ。
もっともっと手をつないであげれば良かったね。

長女はおっとりしていてのんびり屋。

登校の場所まで集まるのが苦手だった。
一人で行くのが苦手だった。

でも仕事もあったし、次女を保育園に行かせる準備もあり、ほんとうに何度かしか一緒に集合場所に行ってあげられなかった。

もっと一緒に手をつないでいけば良かったね。

それにね、長女は初めての子供だったから躾も厳しかったように思う。

悪い事をしたら人一倍怒ったね。叱ったね。

でも、あなたは優しい子だから、そんなに叱らなくても大丈夫だったのにね。
ある日父から「○ちゃんは優しい子だよ。そんなに怒るなよ。」と言われた。

本当にそんなに怒る必要なかったのにね。
優しいママではなかったね。
ごめんね。

次女は甘えん坊。

小学校に入ってからも「ママ ママ」とよく膝の上にのってきたね。

なのにママは「忙しいから」とか「重たいよ」とか言ってあまり長くはのせてあげなかったね。

「ママいいにおいがする」と言ってママにくっついて来た娘は、今ではもう膝に乗りたがらないし、匂いもかがないよ。

もっともっと抱きしめて「大好きだよ」と言ってあげれば良かったね。

膝にのせてあげれば良かったね。

どんなおもちゃを買うよりも、お出かけに行く事よりも、外食する事よりも「触れあって笑いあっていれば良かった」
それが高校生になった二人に対して今思う涙の懺悔。

あの時は一生懸命だったとは思う。

貯金しないと大学に行かせてあげられないかも、お洋服もかってあげたい。

早く家のローンを終わらせたい。

色んな思いもあった。

でもかけがえのない時間があったのにね。

家事なんてしなきゃ良かった。

最低限生活できる生活環境を保ちながら、子供ともっと触れ合えば良かった。
もっと優しくしてあげれば良かった。

そんな思いがときどきフラッシュバックのように襲ってくる時がある。
涙を流しながら夫に話した事も最近ある。

主人は「可愛がっていたよ」「大丈夫良い子に育っているよ」と言ってくれるのが救いだけれど、それでもママはちょっと後悔しているんだよ。

専業主婦のママも、お仕事をしているママも忙しい。
それでもきっと私のように相手をしてあげられないママばかりではなく、一生懸命向き合っていられるママもたくさんいらっしゃると思う。

私には何かが足りなかったのかもしれない。

専業主婦の今だって「洗濯もの干してからね」「後でね」はたくさん言ってしまう。

できるだけ子供との時間を大切に過ごそう。
そう改めて思った。

時には子供たちの願いを叶えてあげられないタイミングもある。

それでも「大好きだよ」と抱きしめ、寝るときは手を繋ぎ「ママもういいよ」と言われよう(*^_^*)

なんだか書きながら胸がいっぱいになって涙が出てきた。

長女も次女も大好き。
いつでも抱きしめてあげる。

心が疲れた時はママに甘えてね。

なかなか今は言えないんだよね。
でも思っているよ。
「大好き」

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