子育て中に煮詰まり、自分が情けなくなった

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子供が言う事を聞いてくれず怒鳴ってしまったり、お尻を叩いてしまったりする。
子供が我慢ができなかったり、癇癪を起こす。
明け方にわけもわからず泣きだして寝不足が続く。
家が散らかる。
おもったように家事が進まない。

そんな事はよくあることなのに、急に嫌になってしまう事がある。

そう毎日ではないのだ。
たいていの日は「もう本当に子育ては大変だ!」とプリプリしてみれば済む事が多い。

でも自分の体調が悪かったりするとそれでは済まない事がある。
いつもの事が急に受け入れられなくなる事がある。

今回の情けなくなってしまったポイントは「主人にやつあたり」してしまった事だ。

我が家のヒーロー主人は本当によき夫であり、よき父親である。
子供が夜泣きしてもイライラしたりせず、一緒にあやしてくれたりする。
もちろん疲れてしまっていて起きない事もあるが当然だと思う。

朝6時には起床し、夕方は家の買い物を済まし、夕飯の手伝いをし、その間すきまを見つけて仕事をしている。
その上学校の行事があれば私のかわりに出席もしてくれる。

その主人に冷たく、ひどい態度をとってしまった。
その理由は3歳と1歳の娘が私にまとわりついてまったく離れず、おんぶをせがみヘトヘトになってしまったからだ。
しかしこれは主人には全く否がないのだ。
子供たちは時に「ママでないとダメ」な時があるのだ。
これが始まるとわたしには自由な時間はなくなる。
トイレにもいけなくなるのだ。
まぁどうしようも無くなったら、泣いてもトイレだけは行ってしまいますが。

そんな中主人がほんの少しだけ一人でビールを飲んでいる姿や、子供をあやしながら先にうたたねしている姿に「キーッツ」となってしまう「とんでもない自分」が本当に「情けない」気持ちになったのだ。
たったそれだけの出来事をみて「自分だけが大変」なような気持ちになったのだ。

この3年美容院に行ったのは1年に1回づつ。
子供をおいて自分だけの遊びに時間をつかうために出かけた事はなし。
大好きだったお洋服や靴も「育児仕様」。
買い物は子供を連れて行くと大騒ぎ。なのであまり行かない。
通販で買う買い物もほとんどが家のもので、自分だけのものは少ない。※たまにはあります
家事をしていても常に子供に邪魔される。

「キーッツ」となった本当の理由はこれらの事が積み重なり、鏡に映った自分が枯れ果てた姿だったから。
そんな自分へのイライラや焦りなどが主人への攻撃となり、とても嫌な自分になった。

ふと「それでは上記にあげた積み重なった出来事は本当に嫌だろうか」と考えた。
答えは「嫌ではない」

そう、大変な時期ではありますが「嫌ではない」のです。
だって、可愛い子供がいるからこそ起きる出来事ばかりですよね。

自由であること、好きな服を買って、お金も気にせず、主人と美味しいものを食べて、旅行に行く。
これもとても魅力的だけど。。。またいつか主人と仲良く乗り越えた先にあるご褒美ですよね。

小さな子供がいなければ出来る事もあるけれど、この子たちがいるからこそ味わえるたくさんの幸せを私は望んで選んで今ここにこの生活があるのです。
それに対する感謝を忘れ、ひどい態度をとった自分がとても悲しい気持ちになりました。

主人が一瞬だけ「パパが悪いんだよね」と不機嫌な態度に見えたけど、すぐに優しいパパに戻り、いつも通りキッチンを綺麗に後片付けしてからベッドに来て寝ました。
翌朝は全て忘れていつもの私たちでした。

またこんな気持ちにきっとなって「キーッ」となる。
きっと。。。

だけどそのたびに思い出したいと思います。
今ある全てに感謝する事を。

恥ずかしい私を書かせて頂きました。

もしお役に立てたり、クスッとして頂いたりご共感頂けた際にはポチっとして頂けますと記事への情熱になったりしなかったり。。。

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