抗不安薬と妊娠と出産

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

今日は私が抗不安薬を服薬していたころのお話です。
抗不安薬を飲みながら妊娠された方やしたい方の参考になればと書かせて頂きます。

このブログにも何度か書かせて頂いていますが、私は体の右側に強い痛みや足の痺れに悩まされており、仕事をしていた時に整形外科を受診しましたが原因が分からず心療内科の受診を勧められました。
これらのお話は以下の記事で書かせて頂いております。

痛みの始まり
最初の異変
改めて整形外科を受診して驚きの言葉
脳神経外科
痺れなのか痛みなのか

そしてたどり着いた心療内科で処方されいたのは
ジアゼパム
デパス
マイスリー
メイラックス
だったと思います。

当時は痛みや痺れで夜眠れなくなっておりましたのでマイスリーを服用していました。
また夕方になると胸というか喉の方が苦しくなるのでデパスを服用していました。

マイスリーを飲むと30分程で眠くなります。
飲んでから活動するとその記憶は曖昧になっておりました。
これは副作用に健忘が起きると書かれております。

デパスは飲み忘れると苦しくなったので効果があったのでしょう。

ただ、私はきっと鬱ではなかったと思います。
痛みから鬱になりそうな感じはありましたが、鬱のせいで痛かったのではないと思います。

それは現在ペインクリニックにてブロック注射で部分的に効果を感じているからです。
しかし抗不安剤は服用すると酷い眠気に襲われる事があったのを思い出します。
瞼が勝手に閉じてしまう暗闇に吸い込まれる感じです。

2年程服薬していました。

妊娠したいと思っておりましたので、先生には時期をみて妊娠したい意向を伝えてありました。

なのですが、三女の妊娠はちょっとタイミング的に色々ありましてまだ薬を服用中でした。
実は三女を妊娠した時にちょっと事故にあいまして、出血して流産してしまったと思ったのです。
そのため抗不安剤以外にトラムセットも服用していました。

頸椎捻挫のせいや服薬のせいで吐き気が続いているのかと思ったら、なんと妊娠が継続していたのです。
産婦人科で一度は妊娠の兆候がみられなくなったのに、奇跡的だと思いました。
ただこれは本当に妊娠初期だったためと思われます。

そのため妊娠3カ月くらいまで抗不安剤を服薬して事になります。

心療内科の先生と相談して、先生は既に赤ちゃんの薬の影響を強く受ける期間は過ぎてしまっているのでいきなり薬をやめなくても、徐々に減らす形でも良いと言われました。

しかし私はすっぱりと薬をやめました。

正直私的にはこれは正解でした。

何故ならつわりに苦しんでいたおかげで薬をいきなりやめた反動の離脱の苦しみが、つわりなのか離脱なのかわからないまま薬を絶つこと成功したからです。

一度妊娠する前に薬をもらい忘れて、離脱を経験しました。
その時は離脱がおきる事を知らず大変驚きました。

離脱の症状は「なんだかそわそわするような感じ」「いてもたってもいられないような感じ」「叫び出したい感じ」「衝動的に何かしてしまいそうな感じ」に襲われました。

もしかしたら窓から飛び出してしまうかもと思った私は兄に電話をかけ、急きょ家に来て貰いました。

そしてそれが絶薬による離脱だと知りました。

薬は自分勝手にやめるととんでもない事になるのですね。

さて話はそれましたが、服薬しながらの妊娠と出産についてですが、結果的にはなんら問題もありませんでした。

産婦人科でも服薬をしていた事を知らせました。
するとやや難色をしめされましたが、心療内科の先生からお手紙を書いてもらう事で承諾してくれました。
まぁ産科としては問題は抱えたくないのかもしれません。

あとは産婦人科の方で飲んでいた薬がどの程度妊娠に対して問題がおきるか虎ノ門にそれを調べてくれる専門のなにかがあるらしく、そこに調査を依頼するか聞かれました。

心療内科の方でも、服薬と妊娠に関する事の相談を受け付けたり、やはり調べたりする機関が書かれたパンフレットをくれました。

服薬時の妊娠で懸念されるのは催奇形性なのですが、心療内科の先生からは「100%と無責任な事は言えないけれど、心配はいらないよ」と言われました。

なので現在うつ病や他のご病気で服薬されている方も諦めてしまうのではなく、主治医の先生と相談をしてみてくださいね。
逆にうつ病の方は服薬と妊娠の心配よりも、うつ病と付き合いながら育児をする事をよくイメージしてみる事の方が必要かもしれません。

私自身はうつ病ではないため、なんとも言えないのですが。。。身近なうつ病の方をみていると、やはり波があったりするようですね。
どうしても育児は自分のペースでとはいかないところがあるため、サポートが必要とはなると思います。
すごく丈夫で健康な方でも体を壊したり、心を病んだりしてしまう事がある育児。
これは本当に「まわりの理解」「まわりのサポート」によるところが大きいと思います。

私は長女を出産した時に強いストレスを感じ、産後1か月で10キロ減り産後三カ月で妊娠前の体重に戻ってしまいました。
これは出産のストレスと、母が亡くなっており孤立した状態での初めての育児でボロボロだったからです。

話は色々横道にそれましたが、これが私の服薬と妊娠と出産のお話でした。

誰でも五体満足・健康な子を産んであげたいと願っていますが、妊娠中にはわからなくても出産後に発覚したり、成長する過程にて病気になってしまったり、怪我をしたり、様々です。

あまり悩みすぎず、自然な気持ちで子供を迎えられた良いなと思いました。
とはいえ、不安にならない人なんていないだろうと思います。
自分もそうです。
4人妊娠して4人とも不安でしたからね。
こんな私を笑ってください。

そして、色んな不安要素はありますがポジティブになりたい時にこの話を思い出してください!

主人の格言「自分に都合のよいことだけ信じろ」

もしお役に立てたり、クスッとして頂いたりご共感頂けた際にはポチっとして頂けますと記事への情熱になったりしなかったり。。。

  • にほんブログ村 子育てブログへ
  • にほんブログ村 IT技術ブログ WordPressへ
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

コメントを残す

*

CAPTCHA