イクメンと言う言葉が世間で言われるようになって何年経ったのだろう。
個人的には男性の育児休暇取得については割と肯定的な立場であるきりんちゃんママです。
ただし、何年も必要かと言われると正直NOである。
しかしそれも夫婦の働き方によると言うのが正しいかもしれません。
もう10年以上前の話ですが、私の高校の先生が育児休暇を1年取得しました。
これは当時大変珍しく、TVで取り上げられたのを鮮明に記憶しております。
この先生は私立の先生だったから取得できたのかもしれません。
またこの先生はきちんと「育児に参加」していたと記憶しております。※TVでの情報なので
個人的にはこの先生が好きでした。
男性が育児に参加する意義は何か。
それはやはり「子育ては夫婦共同で」と言う事につきるでしょう。
子供が小さい時に積極的に育児に参加していかないと「どうやって子供と関わっていけば良いのか」が分からなくなってしまうのではないかと思っています。
それは父親だからではなく、母親だってそうです。
出産したばかりの初産婦さんはとても戸惑っているのです。
だって「初めて」なんですよ。
赤ちゃんがどのくらいミルクを飲むのか。
どうやって抱けば良いのか。
どうやってオムツを替えるのか。
お風呂はどうやっていれるのか。
寒いの?
暑いの?
痒いの?
眠いの?
なんで泣くの?
みんな最初は分からないのです。
それを先輩に教えて貰ったり、本を読んだりしながら勉強します。
でも子供はどの子も違って、結局は参考にはするけれど実際のわが子と関わる事でした分からないのです。
本では4時間おきに授乳なんて書いてあるけど、母乳のママは2時間おきかもしれません。
飲むのが下手な赤ちゃんや、小さめに産まれた赤ちゃんはもっと早くミルクを欲しがるかもしれませんね。
良く寝る子、全然寝ない子と色々です。
だから産後3カ月までの赤ちゃんにパパには積極的に関わって欲しいと思います。
赤ちゃんに、、、と言うか「子育て」にですね。
3カ月までの赤ちゃんを抱っこして、お風呂に入れて、オムツを替えて、時にはママがクタクタならミルクをあげてみたり。
育児休暇を取らなくても出来ることもあると思います。
でも最近は里帰り出来る環境にない場合も多いですよね。
そう考えると「育児休暇」が難しくてもせめて男性に時短を取得できるようにしてほしいです。
そうすれば上にお子さんがいらっしゃるご家庭でもずいぶん助かるのではないでしょうか。
男性が育児休暇や時短・子供の予防接種や病気の時に休みを取りやすい日本になって欲しいです。
でもそれは理想であり、実際には若い社員がそのような事を言い出したら会社は良い顔をしないのでしょうね。
出世出来なくなってしまうかもしれませんね。
私は外資系の会社に派遣で行っていた十数年前、子供の小さな男性は5時になると「今日は僕がお迎えの日だ」と言って帰ってました。
いた部署が営業ではなくプログラムやマニュアルを作成する部署だったからかもしれませんが、この男性に嫌な顔をする人はだれ一人いませんでした。
これは部署の問題だけでなく、外資系だったため完全裁量だったからかもしれません。
シビアな部分はシビアでしたよ。
予算がフロアー内で占有面積で決まっていまたし(笑)
子育てに対して企業が・日本がもっともっと柔軟だったら良いなと思います。
これは男性だけでなく、女性に対してもです。
3年間ずっ休めなくても良いのです。
三女の出産までフルタイムの社員でしたが、大手の企業以外は産休はあっても育児休暇はありませんでした。
またあってもだいたい退職しなくてはなりませんでした。
これは働く人の能力には関わらない事です。
よく「あなたが会社にとって必要なら取らせてもらえる」なんて話も出ますが、絶対違います。
そう断言させて頂きます。
1年も「会社に必要な人材が不在」で大丈夫!なんてありえないのです。
すぐに人員の補充をして育成をしなくてはなりません。
だって「必要な人材」ですから。
その替わりの人を入れたら、前の人のポストはありません。
そのポストを余らせておけるのは体力のある大手だけです。
もしくはもともと過剰な人員のある会社です。
私が働いてきたようなそれほど大きくない会社では「また戻っておいで」とは言われても、育児休暇は無理です。
そう、本題とはずれましたが。。。日本は出産をする女性には優しくないのです。
そんな日本が男性も育児休暇を取れるようになる日はくるのでしょうか。
女性の社会進出と国は言いますが、女性が育児をしながら働く事は大変です。
男性がもっと早く帰宅できるようにならない限り女性は夜中に授乳をしながら会社に行く、そして送迎をしてから帰宅して
家事をする事になります。
ご主人が帰ったらご主人のお世話まで。
本当にため息が出そうですね。
現在私は専業主婦ですし、主人が協力的なのでとてもありがたいです。
孤独ではありません。
子供は可愛いけど大変です。
これは夜ちょっとだけ帰宅して子供と関わる男性にはわからない苦労もあります。
働く事も、育児も大変、それは100も承知で言いますし、どちらが大変などと言うつもりもありませんが。
このような大変な育児なわけですが、イクメン議員と呼ばれていた人がとんでもない事しましたね。
本当に残念です。
もし世の中にこのイクメンゲス野郎議員のように、妊娠中や出産・育児中の妻をしり目に浮気をしたり風俗に走る人が何人もいるとするならが、本当に腹立たしいです。
奥さんが構ってくれない、とか寂しかったとか、魔がさしたとか、子供より子供でゲス野郎です。
責任を放棄しています。
そんな時間があったら育児に参加しよう。
出産で弱った妻をいたわって欲しい。
かなり支離滅裂になりましたが、そんな風に思った今日この頃です。
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