これは私の友人の姉のお話です。
私自身がまだ中学生の頃でしょうか。
友人の姉が自転車の事故で亡くなりました。
彼女の姉は幼い頃は優しく、穏やかな性格でした。
我が家にも遊びに来た事もありよく覚えています。
しかし小学生高学年の頃からいじめられていました。
理由は「アトピーであることから顔がガサガサしている」と言うなんとくだらないいじめの理由です。
中学生になる頃には友人の姉は大変正確が攻撃的になっていました。
きっと自分を守る方法が攻撃になってしまっていたのでしょう。
後輩には特に攻撃的でした。
そう、道端であうだけで暴言を言う事もありました。
その後はかなり荒れてしまい、夜中に出歩く事もあったようです。
そんな中心許せる仲間が出来たのかもしれません。
友人と明け方自転車を二人乗りをしていたようです。
運悪く二人乗りをしていて転倒してしまいました。
倒れた側が車道だったのです。
そのためひかれてしまったのです。
大変痛ましい事故でした。
当時は驚きが勝ってしまい、悲しいとかよくわからなかったのですが
今自分が大人になって振り返り、しみじみと悲しくなる事があります。
二人乗りは危ないし、ヘルメットなしは危険とわかります。
しかし、ちょっと反抗期の年頃にそんな言葉に耳を貸さない年頃や環境ってあると思うのです。
どうか親ごさんは「何故あなたにこんな話をするのか」を話て欲しいのです。
親は子供のためのどんな苦しみも乗り越えられるけれど「あなたの命が失われることだけは乗り越えられない」と。
あなたが大切なんだと繰り返し伝えてあげてください。
それで全てが簡単にうまくいったり、反抗期がおさまったするわけない事はわかっています。
でも子供は親に愛されたいといつも思っています。
親だけでなく「誰かに認められたい」「存在価値」「意義」「意味」を求めたりしています。
そんな風に思うのです。
毎日「おはよう」「おやすみ」「いってらっしゃい」「おかえり」「大好きだよ」と伝えられる事は当たり前ではないのです。
自分だっていつかこの世から去っていくのです。
どうかその日まで愛を注ぎ続けたいですね。
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